ぬまさんの 釣りの本棚(U)
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著者=あ・い・う・えてぃかる。 | |||
タ イ ト ル | 著 者 | 出 版 社 | コ メ ン ト・初版年月日 |
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露伴全集第14巻 | 幸田露伴 1867-1947 |
岩波書店 | 釣エッセイの古典。鼠頭魚釣り・かいづ釣の記・雨の釣ほか収録。1951.6.5 |
幻談・観画談 | 幸田露伴 | 岩波文庫 | 幻談、蘆声ほか収録。1990.11.16 |
釣り師遠山品右衛門 | 甲山五一 | アテネ書房 | 黒部の猟師し(釣り師)と北アルプスの夜明け。1983.4.10 |
五郎の海 | 小菅五郎 | 舵社 | 面白い小説です。中公さん是非文庫に入れてください。1996.8.25 |
随想 生ぐさ太公望 | 児玉誉士夫 1911-1984 |
広済堂 | 保守革新派の応援団長、児玉誉士夫の痛快な釣と、釣り場での政界談議。超一流の釣随筆。釣り場では一流とは申し上げません。1975.11.10 |
神の魚・サハール | 小林龍彦 | つり人社 | ネパール釣り紀行、人生を激変させた「神の魚・サハール」。2001.7.1 |
うまい魚と絵があれば | 近藤啓太郎 1920-2002 |
日本経済新聞社 | 千葉県鴨川に移り住んだ画家志望の作家、近藤啓太郎の随筆集。1.鰯礼賛、2.日本画壇論、3.房総暮らし雑感、4.紀州犬と共に。釣はしませんでした。1990.10.5 |
釣り談義・第10集 | 近藤啓太郎他 | 阿坂書房 | 近藤啓太郎、岡田喜秋、井田源三郎、丸山信他、16名の釣り談義。1979.2.15 |
秘境釣行記 | 今野保 | 中公文庫 | 偉大なる自然。1996.3.18 |
羆吼ゆる山 | 今野保 | 中公文庫 | 偉大なる人々の生活。1996.8.13 |
アラシ | 今野保 | 中公文庫 | 偉大なる3部作。1997.3.18 |
釣魚迷 | 西園寺公一 1906-1993 |
岩波新書 | 副題−私の履歴−。つり人ノベルズの原典。1966.12.20 |
釣り六十年 | 西園寺公一 | 二見書房 | 「釣魚迷」は釣り50年の記念、そして60年。多くは岩波新書からの転載ですが、その大部分に筆を入れて読者に新しい読み物として提供しています。新聞や、雑誌に書き散らした雑文を、一冊にまとめて本にしてしまう売文釣師とは育ちが違います。1974.7.25 |
新編釣魚迷 | 西園寺公一 | つり人ノベルズ | 日中友好功労者の世界中の釣り、中国の釣り。1992.6.10 |
釣聖恩田俊雄 | 斎藤邦明編 | つり人社 | 聖地、郡上八幡の本流釣師伝。1995.3.1 |
まぐろ土佐船 | 斎藤健次 | 小学館文庫 | 小学館ノンフィクション大賞受賞作品。足掛け4年マグロを追って世界を漂浪。2003.10.1 |
渓流釣りの名人たち | 酒井茂之 | 講談社 | 先人達の釣り、現代の名人たち、渓流釣りへの誘い。1999.3.15 |
mamboo流大釣りの極意 | 坂井廣 | 集英社新書 | 釣果予測サイトmambooと、釣りの科学的考察。2002.9.22 |
奈落の作者 | 桜井均 | 文治堂書店 | 垢石を師とし、瀧井を兄とした釣り人。作家達の走馬燈、そして釣りの随想。昭和35年まで桜井書店社長、ざこくらぶ会員。1978.8.25 |
釣り人露伴 | 櫻井良二 | 近代文芸社 | 明治32年から昭和22年まで、釣りをテーマに露伴を追った半生記。実は露伴は1回釣りに行っては、10枚の原稿用紙を売りつける、今風アウトドアライターであった。「釣聖」などとおだて上げたのは如何か。1955.7.15 |
随筆釣自慢 | 雑魚クラブ編 | 河出書房新社 | 雑魚クラブ及び周辺の文人24人の釣随筆。1959.4.30 |
随筆釣てんぐ | ざこくらぶ編 | 南北社 | 随筆44篇、座談4話。なんとも多才な人たちです。1968.3.5 |
釣り百十話 | ざこくらぶ | 丸ノ内出版 | 雑誌ざこくらぶからの随筆集。1971.7.5 |
雑誌雑魚くらぶ釣随筆 | ざこくらぶ編 | 菁柿堂 | 同上。1986.6.10 |
雑誌・ざこくらぶ | 編集立野信之 | 雑魚くらぶの会 | 7号。江戸前船頭今昔ばなし(川長主人座談会)。1964.3.30 |
雑誌・ざこくらぶ | 編集立野信之 | 雑魚くらぶの会 | 8号。ソ連の釣り特集。1964.11.25 |
雑誌・ざこくらぶ | 編集立野信之 | 雑魚くらぶの会 | 10号。創刊7周年記念特集号。1965.10.20 |
湿原のカムイ 幻のイトウを追って |
佐々木栄松 | 二見書房 | 二見書房・釣名著シリーズ17冊の内、最後に手に入れた本です。書き散しの寄せ集めでは無く、真摯に書かれた道東・釧路湿原の釣と、そこに暮らす人たちの随筆でした。洋画家である著者自身のイトウと産卵を終えたサケの挿絵は額装したいくらいの出来です。1980.7.25 |
釣り達人たちの裏話 | 佐々木一男編 | 廣済堂出版 | 青キスの脚立釣り、冬の鰡、道流杭の黒鯛に、贅を極めたタナゴ釣り、他、釣りの古典エッセイ集。1981.2.10 |
続釣り達人たちの裏話 | 佐々木一男編 | 廣済堂出版 | 渓流釣から海の大物釣りまで全てそろってます。1982.2.15 |
北の釣り余情 | 佐々木一男 | つり人ノベルズ | 渓流釣り一筋。東京渓流釣人倶楽部を創立。1996.11.10 |
つり自慢 | 佐藤観次郎 1901-1970 |
つり人社 | 社会党国会議員の釣。1968.11.1 |
なまこのひとりごと | 佐藤敬太 | 本の雑誌社 | 渋谷で脱サラ、能登の見習漁師の本。2001.11.30 |
垢石釣游記 | 佐藤垢石 1888-1956 |
二見書房 | 釣ジャーナリズムの祖と言ってはほめすぎだろうか。1977.7.20 |
垢石釣り紀行 | 佐藤垢石 | つり人ノベルズ | 酒で身を持ち崩し、釣りで身を立てた名人垢石名エッセイ。1992.11.20 |
完本たぬき汁 | 佐藤垢石 | つり人ノベルズ | 鮎釣り名人の評判エッセイ集。。1993.2.10 |
小説釣りに生きた男 | 里内四郎 | つり人ノベルズ | パラオで大物釣りに生きた男と家族。1997.8.20 |
釣り狂 | 佐野孝 | 池田書店 | さすが元編集者の釣りの薀蓄本です。1959.9.1 |
江戸前の釣り | 三遊亭金馬 1894-1964 |
つり人ノベルズ | 名言、釣りと落語は師匠をとれ。1992.9.10 |
イスタンブールでなまず釣り。 | 椎名誠 | 文春文庫 | 椎名誠を釣り人に数えて良かったっけ。1991.4.10 |
釣魚礼讃 | 榛葉英治 1912-1999 |
つり人ノベルズ | 渓流釣から海釣りまだ愛した直木賞作家の釣りエッセイ。1999.1.20 |
続釣魚礼讃 | 榛葉英治 | つり人ノベルズ | 外房江見「花山居」主人の本。1999.5.20 |
たなご大名 | 潮見三郎 | つり人ノベルズ | わが身つまされるサラリーマン武士の釣テーマ小説。1991.9.20 |
竿師一代 | 潮見三郎 | つり人社 | 三代目「竿治」松本豊治、釣り竿作りにかけた波乱万丈の人情記。1996.9.1 |
清流譜 | 島村利正 1912-1982 |
中央公論社 | 文学の師、鮎釣の師、瀧井孝作への墓碑銘文。これほどに素晴らしい文学を僕は最近知らない。瀧井、島村とも雑魚クラブの会員。島村利正の遺作「潮来」「神田連雀町」「佃島薄暮」三部作併録。1982.7.20 |
人の釣り見て、わが釣り直す | 清水国明 | 祥伝社黄金文庫 | 釣りにはまって、さあ大変!漁協にも加盟した芸能人釣り人。2000.10.10 |
畸人 佐藤垢石 | 志村秀太郎 | 講談社 | 編集者が書いた佐藤垢石伝。文芸評論家書くものはえてして著作のパッチワークでしかないが、この著者の救われるところは数回に渡り、垢石と酒を聞こし召し、釣り遠征をして、著書の編集をしていることにあります。1978.2.20 |
晴釣雨釣 | 首藤宣弘 | 近代消防社 | 新聞記者の釣り日誌随筆。上・下2冊。2002.6.11 |
江戸の海 | 白石一郎 | 文春文庫 | 海洋小説家白石さんも釣り人を対象に小説を書いてくれました。1995.6.10 |
正調釣りオヤジS氏の独善的日常 | 白石明 | ぴあ | 沖釣り師の戦闘的春夏秋冬の日常と最後の達成への挑戦。2003.7.1 |
白石勝彦の釣りバカ日誌「釣々発止」 | 白石勝彦 | BIG ORIGNAL BOOKS | 四季の釣、随筆と釣のヒント。宮川丸より寄贈頂きました。1984.9.20 |
釣ろう・釣る・釣れた | 末広恭雄 1904-1988 |
二見書房 | 副題=釣魚生態学。釣魚名著シリーズ。釣人の立場にたって書いてくれた、魚博士の釣魚学。1976.7.10 |
魚と伝説 | 末広恭雄 | 新潮文庫 | 魚学者先生の余暇。魚にまつわる伝説を日本各地から集めて、科学の光をあてて見せてくれました。1977.12.20 |
日本の名随筆「魚」 | 末廣恭雄編 | 作品社 | 開高健編の「釣」と一緒に読んで下さい。1985.6.25 |
されど釣りなり | 杉田守弘 | 東北出版企画 | キスの置き竿釣りと渓流釣り紀行。21万5千キロを走る愛車に布団とガスコンロを積み、道の駅を仮の宿とする正統派・元サラリーマン釣師。今度は海釣りだけの本を出してください。小浦と舟藤堤防に行って見ます。2002.7.31 |
チヌ釣り太平記 | 鈴木克三 | アテネ書房 | 南紀の地磯サナギで寄せる黒鯛釣り。1992.2.5 |
魚は夢を見ているか | 鈴木克美 | 丸善ライブラリー | 水族館長の魚雑学50トピックス。1991.10.20 |
わたしの隅田川 | 鈴木鱸生 | 光風社書店 | 副題=江戸前釣師七十年。隅田川が清流の河であった時代に生まれ、江戸前の釣りの滅び行く様を看取った最後の証言の書。両国際、現在の国技館辺りの百本杭や台場先にあった道了杭などが、貴重な地図で示されており、目から鱗が落ちた気持です。1978.2.1 |
山釣り談義 | 鈴野藤夫 | 文一総合出版 | 山を登り、沢をつめ、職漁師を尋ね、竿を出し、山里文化を求める学究者。僕の好きな内山節さんと肌合いを異にする作者。2002.10.20 |
魚味礼賛 | 関谷文吉 | 中公文庫 | 浅草紀文寿司四代目の寿司の薀蓄と魚の旬へのこだわり。釣り人にも参考になります。1993.4.10 |
新編渓語り | 瀬畑雄三 | つり人社 | 岳人が重装備ではいる渓にテンカラを片手に分け入る釣師。1997.5.10 |
アマゾンの巨魚釣り | 醍醐麻沙夫 | つり人ノベルズ | サンパウロ在住小説家の現地の釣り。オーパに登場。1996.4.10 |
魚の胎から生まれた男 | 高垣眸 | 形象社 | 石橋宗吉漁民史。1976.5.6 |
釣魚遍歴 | 高崎武雄 | 二見書房 | よき時代の釣人の日記帳。1978.1.20 |
懐かしい釣り | 高崎武雄 | 東京新聞出版局 |
東京中日新聞の釣記者であり、写真家であった著者の、昭和2,30年代の釣り写真と懐古文集。江戸前の鯊といわれた時代は浦安の鯊さえ品が無く味が落ちるといわれたが、掲載された鯊の写真は僕が釣る木更津堤防の鯊とは確かに色も形も違います。 毎日新聞社の大物釣師で写真家の永田一脩とは一味違います。1980.8.30 |
東京湾水土記 | 高橋在久 | 未来社 | 東京湾の水際歴史エッセイ集。1982.12.1 |
秘伝 | 高橋治 | 講談社 | 直木賞受賞作品。二人の鯛釣師の決闘と友情。赤い海収録。1984.2.10 |
秘伝 | 高橋治 | 講談社文庫 | 同文庫本1987.2.15 |
さすらい波太郎 | 高橋治 | 講談社 | さすらいの波太郎、竹岡の港から船出。1984.12.12-1985.7-14日刊スポーツ連載。竹岡から須崎まで。1986.5.10 |
波太郎放浪記 | 高橋治 | 講談社 | 1987.4.1-9.30東京中日スポーツ連載。須崎から師崎、そして稚内でソイ。まだ続きます。1989.6.26 |
い波太郎 房州沖純情 |
高橋治 | 講談社文庫 | さすらい波太郎、波太郎放浪記2冊を文庫本3冊に収録した第1巻。1991.6.15 |
さすらいの波太郎 相模湾慕情 |
高橋治 | 講談社文庫 | 第2巻。1991.7.15 |
さすらい波太郎 再会遠州灘 |
高橋治 | 講談社文庫 | 第3巻。1991.8.15 |
さすらい波太郎 伊勢湾彷徨 |
高橋治 | 読売新聞社 | 1992.9.13-1993.3.21週刊読売連載。1994.5.18 |
さすらい波太郎 紀州沖急追 |
高橋治 | 読売新聞社 | 1993.3.28-10.10週刊読売連載。1994.7.14 |
さすらい波太郎 熊野灘対決 |
高橋治 | 読売新聞社 | 1993.10.17-1994.4.10週刊読売連載。1994.8.13 |
男波女波・上下 | 高橋治 | 講談社文庫 | 上記さすらい波太郎シリーズ3冊を文庫本化した、上下2冊。1998.7.15 |
青魚下魚安魚賛歌 | 高橋治 | 朝日新聞社 | 尊敬する鰯と鯵と鯖に感謝!高橋治の魚の食い方に学べ。1988.1.20 |
流域 | 高橋治 | 講談社 | 四万十川のルポと小説菊枕の融合文学。1989.2.27 |
つれ釣れなるままに | 高橋治 | ちくま文庫 | オキアミが頭上から降り、鯛は回遊をやめ、ブロイラーのような肥満児に…。1989.6.27 |
風の暦 | 高橋治 | 新潮文庫 | 磯の歳時記。1990.4.25 |
海そだち | 高橋治 | 集英社文庫 | ハマチ養殖亡国論を是非お読みください。1994.7.25 |
片意地へんくつ一本気 | 高橋治 | 文芸春秋 | 下田うなぎ屋風流噺。モデルは下田小川屋。美味しいうなぎ屋さんです。時間の余裕を持ってお邪魔しましょう。1997.7.10 |
大地が厨房だ | 高橋治 | 集英社文庫 | 釣の本ではない。高橋治の頑固な舌と大地と海と正直な生産者の贈り物。1998.6.25 |
泥鰌と粋筋 | 高橋治 | 角川文庫 | 高橋治は作家であり、漁師であり、俳句文学者であり、食い物の歳時記料理人である。2003.1.25 |
釣魚遍歴 | 高崎武雄 | 二見書房 | よき時代の釣人の日記帳。1978.1.20 |
破天荒釣り師 伝説の名人・近藤市太郎 |
滝一 | 小学館文庫 | 相模湖で一尺四寸以上の型ものを30年間に200匹釣り上げ、釣堀で1日に341尾の記録を作った、破格のへら師・名人近藤市太郎半生釣伝記。2005.1.1 |
野草の花 | 瀧井孝作 1894-1984 |
筑摩書房 | 瀧井孝作初の随筆集。釣りのことのほか芥川賞の選考委員であった著者の「新人の文章」など。瀧井自身の文章論にも触れている。1953.4.10 |
折柴随筆 | 瀧井孝作 | 三笠書房 | 1935年野田書房初版、1941年現代叢書再版。移り住んだ京都、奈良、八王子、そして故郷飛騨随想と釣魚雑筆。1941.4.28 |
釣なかま | 瀧井孝作 | 角川新書 | 「鮎の里や目におぼえある山の形」。戦争の終わった安心感が伝わってきます。1954.7.20 |
生のまま素のまま | 瀧井幸作 | 櫻井書店 | 釣りなかま、櫻井均の書店から出版。釣り、能、作家論などの随筆、短文集。巻頭の作者の写真を見て、瀧井幸作の文章の持つ厳しさを改めて知らされた。二見書房の「釣りの楽しみ」にある鮎釣りの写真といい、瀧井の姿の良さに惚れ、これでこそ能を語れ、芥川賞の選者を永年勤められたと感心もしたが。1959.11.5 |
随筆・翁草 | 瀧井孝作 | 求龍堂 | 初釣、春の鯛釣、今年の馬瀬川が収録された随筆集。1968.8.1 |
志賀さんの生活など | 瀧井孝作 | 新潮社 | 後期随筆集。表題の他、芥川賞選評、天然アユ・放流アユ等収録。1974.5.30 |
釣の楽しみ | 瀧井孝作 | 二見書房 | 六十七十の老年になって鮎つりの山川歩きもややおつくうで、漁師の海づりもおぼえたが・・・・・。四十年の釣随筆、短編、俳句集。1975.6.30 |
続釣は愉し | 竹内始萬 1898-1973 |
つり人社 | 始萬は垢石の後任のつり人社社長です。1957.4.15 |
釣りの日本的性格と近代化 | 竹内始萬 | つり人ノベルズ | 君子は釣りして網せず。1991.9.20 |
剣ヶ崎 | 立原正秋 1926-1980 |
角川文庫 | 朝鮮人として脱走した日本兵将校の父と、国文学者として戦後を生きる息子、身内の事件で亡くなった兄、見守る祖父。日朝混血一族のの太平洋戦争。三浦半島剣ヶ崎での釣が重いテーマを救う。好短編。1970.7.30 |
釣り場にて | 田中祐三 | 朔風社 | 開高健の良い序文があり、淡々とした好随筆。1981.12.15 |
開高健先生と、オーパ!旅の特別料理 | 谷口博之 | 集英社 | 決して釣りの本ではありません。タイトルの通り私設料理人の「開高健釣りの旅−随行記」です。1991.9.25 |
いい加減な釣馬鹿の一生 | 田畑豊作 | 文芸社 | 見合いの席で趣味は釣ですの嘘から始まるサラリーマン釣人生。自伝ではなく何ともおかしな小説。2002.7.15 |
首都圏凄腕船長の釣り宿33 | 田原泰文 | 小学館 | 光海丸の石井泉船長が乗っているのでつい買ってしまいました。やっぱり、浦安の観光釣り宿は載っていませんでした。2001.10.1 |
魚釣り徒然草 | 田部三郎 | 産業新聞社 | 富士製鉄、新日鉄役員の海釣り、世界の釣。1976.5.1 |
魚はゆらゆらと空を見る | 土屋嘉男 | 新潮社 | 井伏鱒二さんのお友達、太宰治に進められ俳優に。2002.4.20 |
名作のなかの釣り | 津山章作 | 養神書院 | 釣りの本と、小説のなかの釣り風景、31話。1968.3.25 |
水辺の怪談 | つり人社編集部 | つり人社 | 釣り人が見た怪談集。2003.8.1 |
自然と人生 | 徳富蘆花 1868-1927 |
岩波文庫 | 蘆花33歳の作.漢文読み下し風随筆,湘南雑筆・47編は逗子田越川川辺に暮らした歳時記の佳作。1933.5.25 |
わたし琵琶湖の漁師です | 戸田直弘 | 光文社新書 | ブラックバスアングラー必読の書。2002.1.20 |
水の文化史 | 富山和子 | 文春文庫 | 川と文化と治水の歴史から日本を語る。1990.8.10 |
水の旅 | 富山和子 | 文春文庫 | 秀逸な日本文化論です。探ししてお読み下さい。1993.3.10 |
渓語り・山語り | 戸門秀雄 | 山と渓谷社 | 雑魚川の職漁師から和竿の職人まで、消え去った人々のルポルタージュ。1990.3.20 |
遥かなる魚たちの呼び声 | 中嶋憲 | パンリサーチ | 画家中嶋憲さんのカナダの釣りと、大島の鯛釣りの開拓。文人釣師の話も興味深い。1985.10.18 |
釣通ものしり読本 | 永田一脩 1903-1988 |
新人物往来社 | 毎日新聞OB、写真家の永田さんは戦後の磯釣界の功労者で、魚拓の発展に檜山義夫、清水游谷等と尽くし、釣史の研究家でもありました。1979.3.20 |
巨魚に会う | 永田一脩 | アテネ書房 | 大物釣師の釣り納め、書き納め。1980.3.15 |
大もの釣り | 永田一脩 | つり人ノベルズ | 磯釣り草創期の記録。釣界という知らぬ世界の重鎮。1995.6.10 |
写真集新編日本の釣り | 永田一脩 | つり人ノベルズ | 登山界は戦後の一時期想像を越える活動をしているが、釣界も同様の熱気を発散している。永田一脩の写真遺稿集。1998.12.1 |
山釣り海釣り | 永田一脩 | 山と渓谷社 | 芸大出の写真ジャーナリスト永田一脩・渾身の書。今や過去の情景。1960.2.20 |
日本の釣り | 永田一脩 | 大泉書店 | 写真集第2作。自然、村人、釣り師と獲物。1965.5.25 |
江戸釣魚大全 | 長辻象平 | 平凡社 | 釣書、何羨録とその時代の釣り。1996.3.20 |
江戸の釣り | 長辻象平 | 平凡社新書 | 釣りは武士階級から。2003.4.21 |
釣魚をめぐる博物誌 | 長辻象平 | 角川選書 | 釣魚薀蓄集。2003.6.10 |
元禄いわし侍 | 長辻象平 | 講談社 | 江戸の釣魚史研究家、長辻さんの2冊目の小説。犬公方の時代、九十九里のイワシ漁と干鰯問屋が縦糸、赤穂浪士の討ち入りが横糸、問屋の女主人と浪人用心棒のロマンス。2005.3.14 |
竿忠の寝言 | 中根音吉 | つり人ノベルズ | 上下二巻。竿師竿忠三代の名著。澤村芳太郎記述。上-1994.9.10、下-1994.10.10 |
熊野漁民原発海戦記 | 中林勝男 | 技術と人間 | これだけの勇気と結束を持ってハマチの養殖も止めてください。1982.4.20 |
愛釣記 | 中村鋭一 | ぬ書房 | 副題=釣れもていこら。釣場ガイドしか売れぬ関西人の為の釣随筆。1976.11.8 |
海も天才である | 中村征夫 | 情報センター出版局 | 東京湾に潜るカメラマン・中村征夫さんの40歳の時の自伝。1985.5.4 |
海中顔面博覧会 | 中村征夫 | 情報センター出版局 | 入院見舞いにも使われると言う愉快でチョットヒントをくれる海中生物ドアップ写真集。1987.9.26 |
僕が帰る場所 | 中村征夫 | 本の雑誌社 | 沖縄と八郎潟と、東京。コンパクトカメラ・モノクロ写真エッセイ集。1996.7.30 |
全・東京湾 | 中村征夫 | 朝日文庫 | 水中写真家による東京湾レポート。東京湾釣師必読の書。2000.1.1 |
魚が恋する海 | 中村征夫 山岡寛人 |
旬報社ブックス | 中村さんは海に潜って写真をとって、東京湾を語ります。僕は釣糸をたれて東京湾からお裾分けをいただきます。教師の山岡寛人がインタビュー。ホームページから本を買ったら芸能人の様に、サインをして送ってくれました。2003.12.10 |